積極アタック何度も - 奈良クラブ

15日の第28節残り3試合を終えて、19位だったテゲバジャーロ宮崎が勝ち点3を挙げ17位に浮上。奈良クラブは18位となった。
現在近い順位に並ぶのは、15位のカマタマーレ讃岐(勝ち点31)、16位のAC長野パルセイロ(勝ち点31)、17位にテゲバジャーロ宮崎(勝ち点28)、18位が奈良クラブ(勝ち点27)、19位にYSCC横浜(勝ち点27)、20位にいわてグルージャ盛岡(勝ち点17)となっている。この内、カマタマーレ讃岐は5連勝、テゲバジャーロ宮崎は4連勝と調子を上げている。
奈良クラブは第28節のAC長野パルセイロ戦で、先制しながらも追い付かれ、惜しくも勝ち点3を逃した。先制点を挙げた岡田優は、複数の相手DFに囲まれながらもそれを振り切り、飛び出してきたGKを冷静にかわしてゴール中央にシュートを決めた。また惜しくも得点には至らなかったが、後半には中島からの縦パスを受けた国武が一気に相手ゴール前まで詰め寄りシュートに持ち込んだほか、岡田優や鈴木、田村らがミドルシュートを放つなど、懸命に勝利をつかもうと何度も果敢なプレーを披露した。また今節では京都サンガから育成型期限付き移籍加入した飯田陸斗がリーグ戦デビューを果たし、ピッチで躍動した。
中田監督は「リードを奪えたところまでは良かったが、ホームでしっかり戦うという姿勢を見せてきた相手の攻撃を受け止めることができなかったことを残念に思う。選手たちは最後までタフにプレーしてくれた」と広報を通じコメントした。
次節は22日、ホームのロートフィールド奈良で、現在4連勝中のテゲバジャーロ宮崎と対戦する。勝敗が今後に大きく影響する重要な一戦となりそうだ。(岩本)
【次節】
テゲバジャーロ宮崎
◆第29節◆
9月22日18時
ロートフィールド奈良