季節彩る花いかが イオンモール大和郡山でオークション

クリスマスや迎春用の花を販売するオークションが11日、奈良県大和郡山市下三橋町のイオンモール大和郡山店中央広場で行われた。
市内に本社工房を置く「花と緑十津川農園」(下村康氏代表)がもとは滋賀県米原市で開いていたのを、約3年前から春、秋とこの季節に開催。会場にはシクラメンやラン、ポインセチアなど、季節を飾る色とりどりの鉢植えの花が約50種類、200鉢以上並べられ、約100人が参加した。
提示された最高額で購入する方法だが、定価の半値程度で金額が決まるケースが大半。2万円の胡蝶蘭を1万円で購入できた人もいて、会場は大きな笑いに包まれた。
市内の男性(65)は「このイベントは時々来る。花を安く買えたり、何より下村さんとの掛け合いが楽しい」と醍醐味(だいごみ)を語った。
下村代表は「お客さんが喜んでくれて、納得できる金額で買っていただけるのが一番」と笑顔。鉢植えの花は店頭販売もされ、来場者は思い思いに手に取り買い求めた。