奈良クラブ試合サマリー第21節

9月10日・ひなた宮崎県総合運動公公園ひなた陸上競技場
観衆166人
気温32・0度 晴
ピッチ 良
【戦評】
奈良クラブは前半に失点したが、後半に片岡、森のゴールで逆転勝ちした。
【順位】
3位
【記者の目】
虎視眈々と相手のスキを突きゴールを奪うしたたかさが出てきた。
前半の失点は左サイドからのクロスボールに奈良のデフェンス2人が背後を突かれて失点。マークが完全に外されていたのが反省点。
後半の2ゴールは見事だった。
いずれも寺村が起点。同点ゴールは寺村が自陣正面からグラウンダーのパスを桑島に送り片岡の同点ゴールにつなげた。逆転ゴールは寺村が左サイドから右サイドの平松にハイボールで送り、平松がゴール前へクロス。これを森が押し込んだ。
寺村の視野の広さがもたらした得点。センターバックでありながら、ボランチのように攻撃の起点にもなっている。ここ一年の成長ぶりは特筆に値する。
片岡、森がそろって4ゴール目。片岡、森のシュートはタイミイグが独特で相手GKにとって2人は嫌な選手だろう。ダイナミックシュートを放つFW浅川とは違い、いいアクセントになっている。
東京武蔵野戦のあと、FC大阪戦が中止となり、気持ちの切り替えが難しいと感じていたが、それは杞憂だった。選手たちに敬意。
次戦のマルヤス岡崎戦は難しい試合になるだろう。