社会
書籍で知る「沖縄」 奈良県立図書情報館で企画展
図書展示「本を通して飛び越える1200キロ-沖縄本土復帰50周年をきっかけに知る沖縄」が、奈良市大安寺西1丁目の県立図書情報館で開かれている。6月29日まで。
沖縄県立図書館と沖縄出版協会の協力で、歴史や社会問題などを知る書籍120冊を展示。本土とは異なる独自のアイデンティティーを築いてきた沖縄県の歴史が分かる内容で、ドル札で買い物をする市民や道路の右側を走る車両など本土復帰前後の沖縄の写真もあり、当時の様子を知ることができる。
同館の藤本明希子さん(30)は「戦争の最前線で沖縄が受けた被害を知ることができる内容。奈良県で沖縄の本を集中的に見られる機会は少ないので、ぜひご来館して見ていただけたら」。