平群「四国霊場八十八カ所石仏」 清水さん、調査成果を冊子に
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平群町にほとんど知られていない石仏群が存在する。「平群町 四国霊場八十八カ所石仏」。四国八十八カ所霊場の各寺と本尊を表したこの石仏群について、町内在住の「平群史蹟を守る会」会員清水脩さん(77)が調査し、その成果を同会機関誌「烏兎(うど)」の創刊100号記念別冊にまとめた。新発見の10体を含む現存41体を考察、江戸時代後半に大阪の豪商が寄進したものである可能性を明らかにしている。
石仏群は四国八十八カ所霊場を模して平群町全域(一部斑鳩町)に祭られたもの。1975(昭和50)年に「烏兎」で初めて存在が報告された。ただ、以来50年以上が経過し、石仏の劣化が進行。行方不明になったものや祭祀場所が変わったものもあったという。
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