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御菓子処美松(橿原市) みたらし団子、和菓子 ちょうど良い甘辛さ - 地元の味(11)

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焼きたての団子を秘伝のたれにくぐらせる小松原正明さん=橿原市八木町1の御菓子処美松

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店の一番人気は「鵜野さらら」

 

 「焼きたてはふわっと、冷めてももちっとした食感が特徴」。3代目店主の小松原正明さん(41)のお薦め、名物みたらし団子(1本税込み95円)は戦後の創業から70年以上にわたり地元で親しまれてきた。

 

 団子は米粉と湯、塩の配合比率が祖父の頃から変わらない。選び抜いたしょうゆなどで作る秘伝のたれは、甘辛さがちょうど良く、しつこくないので何本でも食べられそう。店頭で焼く団子の焦げの付け具合など、客の好みに応じてくれるのもうれしい。多い時には一日千本売れるというのもうなずける。

 

 正明さんは高校卒業後、兵庫県宝塚市の有名和洋菓子店で修業。そこで出会ったのが洋菓子を学んでいた妻の奈穂美さん(43)。店は現在、両親や姉を含めた家族経営で、祖父がよく言っていた「1個の商品で一つの笑顔」を菓子作りや接客のモットーにしている。

 

 和菓子になじみの薄い若い世代が目を向けてくれるような商品開発にも夫婦で取り組む。餅の中に旬の果物の果肉と白あんを詰め込んだ「ふるーつ大福」(1個税込み290円〜)は、ごろりとした大粒で食べ応えも十分。果物になった店主の顔のイラストが入った包装は「手に取りやすく、見ても食べても楽しめる」と奈穂美さん。人気はイチジクで、これからの季節は柿やラ・フランスなども商品ケースに登場する。

 

 奈良県橿原市の土産物グランプリを受賞した「鵜野(うのの)さらら」(1個税込み260円)は、甘露煮した県産の赤ウメの実を白あんと求肥(ぎゅうひ)で包み込んだ一品。知名度が上がったことで若い男性や県外からの購入者も増えたといい、今では店の一番人気商品だ。正明さんと奈穂美さんは「お菓子を通じて橿原市を訪れたり、市を知ってもらうきっかけになれば」と話す。

 

 

 

御菓子処美松

橿原市八木町1丁目8の5

営業時間=午前9時〜午後5時30分

定休日=火曜日

電話:0744(22)2945

 

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