3月3日に三条通で「古都奈良きものウォーク」
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和の文化で市内歩こう
着物姿で市内を練り歩く「古都奈良きものウォーク」が3月3日に奈良市の三条通で開かれる。主催の「奈良市民の倖(しあわ)せを願う会」(喜多浩子代表)は男女問わず参加者を募集している。参加無料。
3月3日は業界団体が制定した「きもので祝う女性の日」で、市民や観光客が気軽に参加できる形で和の文化を伝えようと、初めて企画した。
JR奈良駅を午後1時に出発し、三条通から猿沢池まで約1時間かけて練り歩く。猿沢池では畑中廣之さん=桜井市=が行基や東大寺の良弁(ろうべん)杉を題材にした紙芝居を上演する。
色とりどりの着物や天平衣裳で着飾った約100人が参加予定。喜多代表は江戸時代に東大寺大仏殿再建に尽力した桂昌院(けいしょういん)をイメージした和装で参加するといい、「和の文化と奈良の素晴らしさを広められたら。気軽に参加を」と呼びかけている。
参加希望者は午後0時半ごろ、和装か和テイストの洋装でJR奈良駅前広場に集合。小雨決行。問い合わせは同会、電話090(8988)0469。