えるぼし認定書2社に 医療法人あすか会と日本ベルアージュ 女性活躍推進の優良企業に - 奈良労働局
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奈良労働局(橋口忠局長)は1月23日、女性活躍推進法に基づく女性活躍推進優良企業(えるぼし)に認定された、医療法人あすか会(奈良市、榎木晋作理事長)と、医療・福祉業の日本ベルアージュ(奈良県大和高田市、大木良則代表)に認定通知書を交付した。同局管内のえるぼし認定企業は14社となった。
奈良市法蓮町の同局別館で行われた交付式では、橋口局長が榎木理事長、大木代表に認定通知書を手渡した。榎木理事長は「教育体制の充実とともに、懇親会などを通して職種間の隔たりをなくしている。今後も労働者がやりがいを持って働ける職場づくりを心がけたい」と意欲。大木代表は「認定を機に、柔軟な働き方ができる企業であることを周知していきたい。(さらに基準の高い)プラチナえるぼし取得にも前向きに取り組みたい」と話した。
えるぼし認定は、女性の活躍推進に関する取り組みが優良で一定の基準を満たした企業を厚生労働大臣が認定する制度。両社とも正社員に占める女性労働者の割合や女性管理職の比率、多彩なキャリアコースの実践など、認定基準となる5評価項目を全て満たした。
認定企業は認定マークを商品や広告に使用でき、公的機関の求職者へのPRが受けられるなど従業員の意欲向上、より優秀な人材の獲得、定着が期待できる。