双頭花ボタン開花 美しい大輪、背中合わせ 奈良市の薬師寺で
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奈良市西ノ京の薬師寺で一つの枝に二つの花がつく珍しい双頭花のボタンが開花した。玄奘三蔵院伽藍の前で、背中合わせに美しい大輪を咲かせている。
生駒基達副住職が4月26日に蕾を発見。発育を見守っていたところ6日に開花した。「島美人」という品種で色は薄ピンク、花形は盛り上げ咲きのボタンだ。近づくと甘く上品な香りも楽しめる。
蕾が発見されてから、開花を楽しみに毎日訪れていた参拝者もいるという。同寺は「天候にもよるが今週末までは花を楽しめるのではないか」と話している。