採決時居眠りの議員に「陳謝」の懲罰処分 - 奈良市議会懲罰特別委員会

弁明の機会に応じず
奈良市議会(森岡弘之議長)の懲罰特別委員会(井上昌弘委員長、10人)は7日、3月定例会の議案採決の際、居眠りをしていたとして、土田敏朗氏(79)を「陳謝」の懲罰処分に科すことを全会一致で決めた。土田氏は7期目で、議長も通算4期を務めている。同市議会は3月28日夜の本会議の採決の際、居眠りをしていた土田氏の議席の表決ボタンを隣の北良晃氏(81)が押したとして、先月9日、2人を対象に懲罰特別委を設置した。しかし、北氏はその2日後に議員辞職したため、残る土田氏について懲罰に科するかを審議していた。