歴史文化

大和古寺・お参り日記【38】 - 岩船寺(下)

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本尊の阿弥陀如来坐像と四天王立像。本尊は衣に赤い彩色が確認できる。

 本尊の阿弥陀如来坐像は平安時代の946(天慶9)年、行基によって造られたと伝わる。本堂に入ると、どっしりした姿と凛としたまなざしに迎えられた。

 

 両手で定印(じょういん)を結び、高さは3メートル近い。ケヤキの一木造りといい、これだけ大きな木が存在したことにも驚く。ふっくらと彫りの深いお顔と分厚い唇、体のふくよかさが特徴的だ。光背は二重円相でシンプルだが、重厚感があって太陽のように見える。

 

 「衣には朱色が残ります」と植村海宥副住職に教えていただきよく見ると、わずかに残る朱色の彩色が確認できた。周りを取り囲む四天王立像は、とても勇ましい。須弥壇を見上げていると、時間が止まったような感覚にとらわれ動けなくなるほど圧巻だった。

朱色が残る衣
四天王の一人、増長天

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