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大和古寺・お参り日記【46】 - 薬師寺(下)

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お写経道場の前には法話を行う高田好胤師の像が安置されている

 「お写経の寺」として有名な薬師寺は、1968(昭和43)年から白鳳伽藍(はくほうがらん)復興のための写経勧進を行っている。

 

 薬師寺の「お写経道場」では、硯(すずり)で墨をすり、筆を使ってお経を写す。心を落ち着けるための修行の一つだ。連日たくさんの人が訪れて静寂の道場で筆を運ぶ。

 

墨をすって、筆で書く

 

 同寺の建立を発願した天武天皇はお経の功徳を信じ、国家安泰を願って大蔵経を書写したとされる。

 

 「天武天皇がなされたお写経によって伽藍が復興しました。深い因縁を感じ得ずにはいられません」と大谷徹奘執事長は話す。

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