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大和古寺・お参り日記【45】 - 薬師寺(上)

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1300年の間、人々の言葉を聞き続けてきた本尊、薬師如来坐像

 例年より早く満開を迎えた梅の花が迎えてくれた。薬師寺の歴史は飛鳥時代にさかのぼる。680年、天武天皇が皇后の病気平癒(ゆ)を願って藤原京で建立を発願。完成を見ずに亡くなった夫の遺志を継ぎ、持統天皇が完成させた。本尊薬師如来の開眼は697年。平城京遷都に伴い、現在の場所に伽藍(がらん)が移された。

 

 大谷徹奘執事長は「皇后の病は国全体に飢饉(ききん)や災害をもたらすと考えられていた。根底にあったのはこの国の安泰を願う心だった」と話す。

 

 

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