社会

下校時、頭のすぐ上に米軍戦闘機 天理の喜多園子さん - 語り残したい私の戦争の記憶―雑記帳の集い(サロン)会員に聞く(上)

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下校時に頭の上を飛び交うアメリカ戦闘機の恐ろしさは今も脳裏を離れないと話す喜多園子さん=天理市南六条町の自宅

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今、改めて思うのは「平和や豊かさは、多くの人々の犠牲のもとに築かれた」ということ

 

 女性を中心に日々の暮らしで感じた喜怒哀楽や身近な話題、忘れられない思い出などを投稿してもらう本紙暮らし面「雑記帳」。その中には、幼いころに体験した戦争に関する投稿も多い。今年で終戦から79年。戦争の記憶の風化が叫ばれる中、こうした投稿は貴重な記録だといえる。「終戦の日」(15日)を前に、投稿者や愛読者でつくる「雑記帳の集い(サロン)」のメンバーの中から戦中戦後を生きた人たちに、女性の目線で見た戦争の記憶を聞き、次世代を担う若者たちに伝えたいことを語ってもらった。

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