奈良県選挙管理委員会は4日、参院選の期日前投票の状況をまとめ、発表した。投票日の7日前(3日午後8時現在)の集計で、県内の投票者数は選挙区9万1931人、比例代表9万1934人。選挙人名簿登録者数(在外を含む)に占める割合(投票率)は選挙区、比例代表ともに8・11%だった。

　前回選挙(2019年)の同期は選挙区6万8907人、比例代表6万8909人で、今回は約2万3000人増加した。これは選挙期間の違いで集計の対象期間が今回の方が1日長いことが要因の一つとみられる。

　ただ選挙期間、集計期間とも同じだった前々回選挙(2016年)の同期(選挙区、比例代表とも7万1332人)と比べても投票者数が2万人以上、上回る結果となった。