地元の温かさ実感 中川 崇候補(36)=維新新= - 参院選2022候補者密着(4)
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【取材日は6月27日】
5・00 前夜の奈良県葛城市での集会後に帰った御所市の実家で起床。朝食は前日のトンカツ弁当と母親手作りのカボチャの煮物など。「野菜をたっぷり取れた」と準備万端。
7・00 白のポロシャツとずぼん、グリーンのスニーカー姿で近鉄大和高田駅前のごみ拾いを終え、日本維新の会の石井苗子候補(比例代表、午後3時半まで同行)や陣営スタッフと朝立ち。約1時間にわたり、通勤通学者に「おはようございます」とあいさつ。元テレビキャスターなどの経歴を持つ石井候補から発声方法を教わり、「喉への負担が違う」と収穫を得る。
10・00 党の梅村聡参院議員が大和高田市内2カ所のスポット演説に来援。それぞれ約20人の支持者を前に「投票用紙の1枚目(県選挙区)は中川崇、2枚目(比例)には石井苗子と書いてください」と呼びかける。中川、石井両候補は集まった一人ずつと握手を交わし、「暑いけど頑張ってや」と激励を受ける。
12・00 同市の事務所に戻って昼食。スタッフと談笑しながら弁当を食べ、午後に向けて体を休める。
15・00 近鉄忍海駅前で石井候補との合同演説会。大阪の私学に通う生駒市の女子高校生に教育費の県内無償化実現を要望されたエピソードを挙げ、「大阪府民は教育費が無料だが、大阪に通う県内の学生は有料。(大阪府との県境にある)山の向こうとこちらの暮らしに差があっていいのか」と訴える。石井候補とはここで別れ、母の中川希容子さん(59)が合流。
15・30 希容子さんの案内の下、御所市内を街宣車で回り、スポット演説。公示後2回目となる地元では、ショッピングセンターや住宅地、生まれた西寺田地区、小学校に通った長柄地区などを重点的に回り、出身をアピールした。農作業や散歩する人の手を振る姿や、買い物客などが演説を聞く様子を見て、「県内全域で日に日に反応が良くなっていると感じるが、やはり地元は温かい」と実感。
18・10 橿原市のオークワ坊城店でスポット演説。ここで案内を終了する希容子さんに「ありがとう」と礼を言い、握手。息子の雄姿に母は「人生は一度きりなのでチャレンジしてほしい」とエールを送った。
18・50 この日最後となる近鉄大和八木駅で街頭演説。青年会議所の先輩やティッシュを配る飲食店員らから激励。「維新の政策の良さを知っていただくため訴え続けたい」と最終日まで走り続ける。