政治

小まめに街頭演説 北野伊津子候補(46)=共産新= - 参院選2022候補者密着(1)

関連ワード:

街頭演説に集まった聴衆に手を振る北野さん=橿原市内膳町の近鉄大和八木駅前

別の写真を見る

 参議院選挙の奈良県選挙区(定数1)には6人が立候補。7月10日の投票日に向け、各候補は激しい舌戦を展開している。各候補の1日を密着取材し、奮闘の様子を連載で紹介する。

 

 【取材日は6月29日】

 

 5・30 奈良県大和郡山市の自宅で起床。

 

 6・45 同市小泉町のJR大和小泉駅改札前で通勤通学客にあいさつ。

 

 8・00 同駅改札前で拡声器を使って、軍事費削減や大学学費の半額化などの政策を訴える。

 

 8・30 安堵町の小泉苑公民館前で町議補選に同党から立候補予定の候補者とともに同党への支持を訴えた。同町は町長選挙と町会議員補欠選挙が参院選と同日選で予定される。

 

 同補選の候補予定者の亡父が1975(昭和50)年に党として同町初議席を獲得。以降、議席は引き継いだ議員によって守られてきたが、今年6月に現職町議の死去によって議席を失うことになった。

 

 候補予定者は父親の遺志を継ぐ、議席奪還への思いを熱く語った。北野さんも「補選でも再び党の議席を」と訴える。

 

 9・00 北野さんが一時休憩に入り、同町内の交差点で補選予定候補者が代わりにマイクを握り、県選挙区と比例代表の投票を訴えた。同町内では細かい道を宣伝カーで回りながら、ほぼ30分に1回、交差点近くなどに車を止めて街頭演説で党の政

 

策などを住民に語り掛けた。

 

 9・55 東安堵で街宣。通りかかった高校生に北野さんが「政治に期待することはないですか」と声をかけると「最低賃金をあげてほしい」と返事が返ってくる場面も。党の政策が若い世代に浸透していると実感し、気合が入る。

 

 11・00 東安堵のコンビニ前で宮本岳志・衆議院議員を迎えて街頭演説会。約20人が集まった。聞きに訪れた町民の無職女性(74)は「補選候補者の父親の代から入れている。保守の風土だが、目を光らせる人がいないといけない」とダブル選挙に期待。町民の無職男性(73)も「介護保険料が周辺の町より高い。共産党の町議も軽減に取り組んでいた。(議席数などで)すぐに実行できなくとも声をあげることが大事」と党の躍進を願った。

 

 11・30 演説が終わり、宮本議員や補欠選挙予定候補とともに話す動画を同所で撮影。ツイッターにあげる。動画は毎日、活動の様子や感想をリポートしているという。

 

 14・00 桜井市のエルト桜井内「まほろばセンター」交流室に支持者ら約35人を集め、宮本氏と合同演説会に臨む。

 

 16・00 田原本町内の商業施設前で宮本氏とともに街頭演説。

 

 17・30 近鉄大和八木駅北口で再び宮本氏と街頭演説。

 

 18時すぎ 橿原市内の商業施設前など3カ所を回り、街頭宣伝。

 

 20・00 大和八木駅南口に戻り宣伝終了。

こちらの記事も読まれています

特集記事

人気記事

  • 奈良県の名産・特産品・ご当地グルメのお取り寄せ・通販・贈答は47CLUB
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド