社会
【大阪・関西万博】 西ゲート工事担った鹿島JV 軒天井に県内間伐材 社有林や桜井の材木

多様な節に理念込め
大阪・関西万博の会場(大阪市此花区)へ主にバスを利用する入場者を迎える西ゲート。船底型の広大な軒天井が、これから万博で遭遇する体験に期待が高まる人たちを誘う。一帯の工事「グリーンワールド工区」の実施設計と施工を担った鹿島共同企業体(JV)は、ゲート軒天井に、主に奈良県内の山林と自社保有林の間伐材を使用。そこには万博の理念を体現する願いを込めている。