奈良県知事選 維新と共産が対決姿勢 一本化望む公明 立民は対応協議へ - 自民奈良県連の新人推薦受け
4月の知事選を巡り、自民党奈良県連が元総務官僚の新人、平木省氏(48)の推薦を決めたことについて、県内の各党や首長らは冷静に受け止めた。それぞれ独自候補の擁立を目指す日本維新の会と共産党は、「有権者に選択肢を示すという方針は変わりない」と対決姿勢を強調。自民には5選を目指す現職の荒井正吾氏(77)も推薦依頼を出していたことから、立憲民主党は「5選に対する否定的な意見だと受け止めている」と見解を述べた。公明党は「推薦は決まったが、保守分裂が回避されたわけではない」と自民にさらなる対応を求めた。