奈良クラブ試合サマリー第27節

10月29日・味の素フィールド西が丘
観 衆 686人
気 温 21・1度 晴
ピッチ 良
【戦評】
4ゴールの猛攻。クリアソン新宿を1点に抑えて快勝した。
【順位】
2位
【記者の目】
ボールがよく回り攻守で新宿を圧倒した。
新宿は5―4―1。両サイドバックが高い位置を取り攻撃的な布陣。センターバック3枚で奈良を封じ込める作戦だったが、両サイドバックの背後に出来たスペースを奈良が巧みに使い得点を重ねた。
奈良は攻守に完成度が上がり、どの選手が出ても同じクオリティーを発揮できるまでになっている。ケガで3ケ月ぶりに復帰し先発した寺島が、違和感なくチームにフィット。さっそくアシストを記録した。久しぶりの公式戦となった寺島は「メチャ、メチャきつかった」と振り返ったが、73分まで好プレーで応えた。57分には嫁阪が左ウインガーで出場し奮闘。桑島の4点目に絡んだ。
控え選手がいないチームになっている。それが奈良クラブの充実ぶりを示している。