奈良ならではの「鹿」グッズを集めたクラフト展「ならしかの休日Vol.12」～ならしか最大のクリスマス～が11月22日から、奈良市三条大路の奈良 蔦屋書店で開催される。12月15日まで。

 

今年のメインビジュアル。情報満載のチラシは奈良市内を中心とした配布協力店舗で手に入る(mittoさん提供)

 

 

今年も鹿グッズが大集結　鹿好きにはたまらない！

　同展は、奈良市在住のイラストレーターmittoさんが自身の惹(ひ)かれる「奈良の鹿」に着目して企画・運営し、年に一度、全国から鹿ファンが殺到する人気イベント。テーマは初回から変わらず「主役は、鹿」だが、11年目を迎えチラシや会場を彩るメインビジュアルを一新した。

 

　今回は初参加の3人を含む35人の作家が参加。陶器やレザー、木工、布小物、紙雑貨、アクセサリー、イラスト、菓子など多岐にわたるジャンルで表現されたオリジナルの「鹿」作品が会場に並ぶ。

 

　ファンの多い定番の人気アイテムのほか新作も多数。また、おすましで直立する木彫りの鹿さんや、凛(りん)とした白鹿のオブジェ、つぶらな瞳が愛らしい鹿オブジェなど初参加作家のアイテムも登場する。鹿写真カレンダーも昨年に続き取り扱う。

 

　会場の一角には鹿モチーフをちりばめたクリスマスツリーも設置される。

 

　mittoさんは「この冬は長めの会期で、作品の数も作家数も過去最多。全国から集結した作家の鹿愛あふれるクラフト作品は、ここでシカ出会えないレアなものばかり。会場づくりにもさらに力を入れるので、ぜひ実物を見に来場していただけたら」と話した。

 

さまざまな鹿作品が並ぶ、昨年度の開催初日の様子

 

　同展では11月が「奈良の鹿愛護会」が定めた「鹿の愛護月間」であることにちなみ、売り上げの一部を毎年、同会に寄付している。

 

　追加納品や期間中のイベントなどの情報は公式SNSを確認。問い合わせは奈良 蔦屋書店、電話0742(35)0600。

 

2024年出展の作品から、ほんの一部をmittoさんが紹介！

「木とまめ舎」木彫りの鹿さん【初出展】

木彫りの鹿さん

 

mittoさん「おすましで直立した鹿さんたちはユーモラスでありつつ細部までこだわりが。今回初参加の作家さんで、ならしかの休日をきっかけに初めて鹿を制作してくださいました」

 

「ののむらみなみ」鹿モチーフのアクセサリー

鹿モチーフのアクセサリー

 

mittoさん「アンティークのような雰囲気が漂う素敵な作風で人気が高い作品。素材は陶ですが軽量なので付け心地がよく、和洋どんなお洋服でも合います」

 

「あいうえ堂」鹿せんべいキーホルダー

鹿せんべいキーホルダー

 

mittoさん「栃木レザーで制作される上質な革小物。経年変化で鹿せんべいの色が変わっていくのも楽しめるアイテムです。鹿せんべいの束感を出す為に、革を何枚も重ねています」

 

「梨・工房」組み立て式のブックスタンド

組み立て式のブックスタンド

 

mittoさん「組立式のブックスタンド。昨年初登場で人気すぎて製作が追いつかないほどでした。奈良公園で過ごす親子鹿が微笑ましいこちらは新作です！」

 

「百色水(もいろみ)」オリジナル缶入りのブレンド紅茶

オリジナル缶入りのブレンド紅茶

 

mittoさん「ならしか限定色の紅茶缶『ならしか缶』が新登場です(ティーバッグ入り)。中の紅茶はならしかのためのオリジナルブレンド。今年のフレーバーもお楽しみに！」

 

※商品写真はすべて各作家の提供

 

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