奈良の鹿ニュース
2022年度最初の「鹿の赤ちゃん」誕生!
愛くるしい姿お目見え
本年度最初の鹿の赤ちゃん誕生
愛くるしい姿の本年度最初の鹿の赤ちゃん=5月8日、奈良市春日野町の鹿苑
奈良市の奈良公園で5月7日、2022年度最初の鹿の赤ちゃんが生まれた。同市春日野町の「鹿苑(ろくえん)」で8日、報道関係者に公開され、愛くるしい姿を見せた。
7日午後2時50分ごろ、興福寺大湯屋のそばで同寺関係者が発見。鹿の保護団体、奈良の鹿愛護会に通報した。
保護された子鹿はメスで体長約61センチ、体重約4・6キロ。鹿の子模様が鮮やかで、同会によれば健康状態に問題はないという。
子鹿は本年度最初の赤ちゃんのように鹿苑外でも生まれることから、同会は「子鹿を見かけられた時は、少し遠くから見守ってほしい」と呼び掛けている。
また同会は、6月1~30日に子鹿を鹿苑で公開する。時間は午前11時から午後2時。月曜休。観覧料は300円(高校生以下無料)。新型コロナウイルス感染予防策で、定員は昨年に引き続き収容人員の半数以下の300人に設定した。感染拡大状況で中止、変更の場合がある。問い合わせは同会、電話0742(22)2388。