公益財団法人日本漢字能力検定協会

『全国高等学校ダンス部選手権』に漢検協会が参画

漢字二文字の独創性を評価する特別賞を審査

2025/4/16
公益財団法人 日本漢字能力検定協会

 「日本漢字能力検定」を主催する公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事:山崎信夫/以下、当協会)は、エイベックス・エンタテインメント株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:黒岩克巳/以下AEI) が2025年8月に開催する「avex presents DANCE CLUB CHAMPIONSHIP(第13回全国高等学校ダンス部選手権/以下、DCC)」にて、“漢字二文字”の作品テーマを評価する「ベストストーリーテリング賞」の審査に今年も参加いたします。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202504107179-O2-JyRS7516

DCCの審査に当協会が協力する背景
 AEIは、今年で13回目を迎える全国の高校ダンス部の頂点を競い合うDCCを2013年より開催しています。DCCには開催当初より、“漢字二文字”で表したテーマをダンスで表現して競うという特徴があります。
 また、当協会は、「今年の漢字®」や「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」といったイベントやコンテストの開催を通じて、日本語・漢字の奥深さや面白さを広める活動を行っています。
 当協会はDCCの“他の文字文化には無い「漢字」だからこそ伝えられる奥深さや独創的な表現の幅の可能性を追求していきたい”という文化的、教育的意義に賛同し、昨年(第12回)より“漢字二文字”の作品テーマの審査に参加しています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202504107179-O1-9lk30wFY
第12回ベストストーリーテリング賞受賞校:大阪産業大学附属高等学校
作品テーマ:人為(いつわり)

当協会が審査する『ベストストーリーテリング賞』とは
 特別賞『ベストストーリーテリング賞』は、昨年(第12回)の決勝大会より設けられました。DCCでは、ダンス作品のテーマ(漢字二文字とよみがな)および作品テーマについての説明文章をエントリー時に提出します。同賞は、漢字二文字で表現する作品テーマに対し、独創性や表現力を評価するもので、「漢字への理解をどのように表現するか」という観点で審査を行います。同賞の審査は、昨年に引き続き山崎信夫 当協会代表理事と阿辻哲次 漢検 漢字博物館・図書館館長・漢検 漢字文化研究所所長・京都大学名誉教授が務めます。

日本漢字能力検定協会のコメント(代表理事 山崎信夫)
 当協会は、「日本漢字能力検定(漢検)」をはじめとし、「今年の漢字」や「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」など、日本語・漢字をテーマとした啓発イベントやコンテストも実施しています。
 検定試験では漢字を適切に運用する能力を測っておりますが、DCC「ベストストーリーテリング賞」では、ダンスで表現したい内容をどのように工夫して漢字や漢字熟語で命名したのか、印象的な作品テーマになっているかなど、「独創性、共感性、表現力等」の観点で審査します。
 漢字や言葉の意味と、高校生の皆さんが表現したいイメージを繋ぎ合わせる視点を持つことで、ダンスそのものの表現力・独創性を高めると思います。「漢字」の奥深さや面白さの気づきになることを期待しています。

『第13回全国高等学校ダンス部選手権 | DANCE CLUB CHAMPIONSHIP』概要
 DCCは、全国高等学校のダンス部の頂点を決めるダンスのイベントです。漢字二文字に込められたテーマの表現力、技術力、独創性などを競います。本日よりエントリーを開始し、8月29日(金)に決勝大会が行われる予定です。
エントリー期間 : 2025年4月15日(火)から 6月13日(金)まで
決勝大会    : 2025年8月29日(金)
公式サイト   : https://dcc.avex.jp/

DCC『ベストストーリーテリング賞』の表彰概要
エントリー期間・応募概要:DCCエントリー概要に準じる
発表  :本戦終了後にDCC公式サイトにて発表
審査  :決勝大会の作品から、主催者および審査員が開催趣旨に照らし総合的に審査
審査員 :山崎信夫(漢検協会代表理事)、阿辻哲次(漢検 漢字博物館・図書館館長、漢検 漢字文化研究所所長、京都大学名誉教授)
表彰  :オリジナルの副賞を授与

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