「彼岸の入り」翌日の20日、両親が眠る…
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「彼岸の入り」翌日の20日、両親が眠る堺のお寺に行くため家族で西名阪道を西に向かっていた。柏原料金所を出て数分後3車線の真ん中を走行中のこと。
前方を積荷を載せたトラックが走っていた。同乗者が「前の車、おかしくない~」と言ったので、少し減速して車間を10メートル近くあけた。すると荷台から、茶色い柱状の物(厚さ20センチぐらいの角柱)1本が落ちた。
幸いバウンドすることなく路面上で止まったので、少し右にハンドルを切り、衝突が避けられた。柱の底面には銀色のボルトのようなものが光っていた。
もし、柱がバウンドしていたら、フロントガラスを突き破り、車に“刺さった”かもしれない。柱に乗り上げていたら、横転していたかもしれない。トラックは落下に気付き、路肩に止まった。
同乗者の声から前方を警戒し、減速して、車間距離を十分とったことで、難を逃れた。ひとことがなければ、無意識のうちに車間を詰めて、事故に巻き込まれていた可能性が高い。
泉下の両親が見守ってくれたのだろう。「巻き込まれ事故」の恐怖、今ごろ寒けがしてきた。(恵)