奈良県香芝市が小中学校入学者の制服代補…
奈良県香芝市が小中学校入学者の制服代補助費を一般会計補正予算に計上した。市長の選挙公約だそうだが、全国的にも珍しいのではないだろうか。
米国の映画やテレビドラマに親しんでいせいか、外国では学校の制服がほとんどないと認識していたのだが、実は間違いだった。学校制服がある国は数多い。
英国の魔法学校を舞台とした映画「ハリ―・ポッター」シリーズ。少年少女の「制服姿がかわいい」のが大ヒットした大きな要因の一つといわれている。
小中学校と制服だったが、筆者の高校は制服がなかった。平日にずっと私服でいたから、非行少年と見られたのでは。着替えることなしに放課後、遊びに行きやすかったのは事実だが。
自由な服装は、入学当初はうれしかったけれど、次第に着ていく服に困ってしまうように。気を遣わなくていい制服姿がうらやましくなった。
制服の長所としては、「服に悩まなくていい」「毎日同じ服なので経済的」が大きい。「個人差がなく平等」はいいのだが、「人と違うといじめにあう」は、深く考える必要があるのでは。服装に限らず。(栄)