コロナとロシアのウクライナ侵攻という事…
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コロナとロシアのウクライナ侵攻という事態のなかで、時代の大きな転換期にあると思わざるを得ないなかで、参院選があす公示される。
関心事は物価高にあるが、防衛や憲法が大きな争点になるのは、これまでなかったことだ。平和ということ、国のあり方について、国民が考えさせられている。
感染症の恐ろしさは、一つの国だけの問題ではなく、この地球に住むすべての人々に関わることだと、理屈ではなく肌身で知ったが、自国優先が目立った。
ワクチンにせよ、食糧にせよ、大国ばかりが、難を乗り越えようとする姿を見せつけられた。そしてウクライナの問題は、第三次世界大戦に突入かと危機意識を持った。
経済優先で平和ボケなどと言われてきたが、戦争は目の前にあることを知らされた。米国との関係、安全保障について、この参院選で大いに論議してもらいたい。
県選挙区では現職を含む6人が立候補の構えをみせており、それぞれの党の政策を聞くことができる。政権選択を求める選挙ではないが、現政権に対して支持、不支持の意思を示す機会になる。(治)