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音楽の力で町を元気に 奈良県天理駅前広場で「コフフンフェス」 市内5校の小中学生ら「インフェルノ」など演奏披露

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中学生と共演する辻本美博さん=27日、川原城町の天理駅前コフフン広場

 奈良県天理市川原城町の天理駅前コフフン広場で27日、野外音楽イベント「CoFuFun FES.(コフフンフェス)」(同実行委員会主催)が開かれ、同市内の小中学校5校の吹奏楽部と音楽部がクラリネット&サックス奏者の辻本美博さんと演奏をし、広場を盛り上げた。

 

 イベントは同市PR大使の辻本さんが中心となり、音楽の力で町を元気にしようと2019年に始まった。

 

 この日の「未来ステージVol.3」では、辻本さんの母校の天理中学をはじめ、市立南中学、福住小中学校の生徒らが、「インフェルノ」や「ハピネス」を演奏。辻本さんと共に会場を熱気に包んだ。また、辻本さんのソロ演奏では「Vermilion(ヴァーミリオン)」など、計3曲が披露された。

 

 天理中学3年で、吹奏楽部の副部長、越智考典さん(14)は、「メンバーみんな、笑顔でのれててよかった。自分も辻本さんのような、みんなに好かれるかっこいい大人になりたい」と話した。

 

 辻本さんは、「未来ステージが3年目となり、天理市民の方にイベントが浸透してきているように感じた」とし、「頑張ることはいいこと。ちょっと疲れたな、と感じたら一休みしてもらって、これからも長く楽器に携わってほしい」と子どもらに向けてメッセージを贈った。

 

 同イベントの2日目は5月25日に行われる予定。

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