「飛鳥FC」本格的にJリーグ参入目指す 運営法人を株式会社化

関西リーグ所属のサッカークラブ「飛鳥FC(フットボールクラブ)」の運営法人が、NPO法人「ポルベニルカシハラスポーツクラブ」(橿原市東坊城町、福西達男理事長)から、2月に設立された株式会社「飛鳥FC」(同市飯高町、中川茂宣社長)に変わった。運営法人を株式会社化することで、本格的にJリーグ参入を目指す。
同社の設立キックオフセレモニーが25日、同市久米町のホテル「THE KASHIHARA」(ザ・カシハラ)で開かれ、関係者ら約100人が出席。チームの飛躍とサッカーの力で地域振興を目指すことを誓った。
NPO法人の同クラブからトップチームを独立させた形となり、株式会社化で資金調達がしやすくなる。
チームには現在約30人の選手が所属。NPO法人の同クラブは引き続き、アカデミーを運営する。
キックオフセレモニーで、中川社長は「中南和地域をサッカーの力で盛り上げていきたい」とあいさつ。続いて、来賓の堀井巌参院議員、亀田忠彦橿原市長、橿原商工会議所の森本俊一会頭らが祝辞を述べた。その後、会食しながら出席者らが交流。選手紹介も行われた。