奈良クラブ新体制始動 3年でJ2目標「今季は土台づくり」

今季からサッカーのJ3リーグに参戦する奈良クラブは8日、奈良市西九条町の大和ハウス工業みらい価値共創センター「コトクリエ」で新体制発表会を開き、詰め掛けたサポーター約30人を前に、同クラブの浜田満社長は「奈良県で国民スポーツ大会(国体)が開催される2031年にJ1昇格を目指したい。今季はその土台づくり」と今後の方針を発表した。参入するJ3の成績と売上規模がかみ合わなければ、J2に昇格してもすぐ降格するとし、チームの成長スピードと投資のタイミングが重要と強調、今季から3年がかりでのJ2昇格を目指すとした。