立民・猪奥さん涙 「私の力不足」 - 参院選2022
奈良県天理市櫟本町の立民新人、猪奥美里さんの選挙事務所では午後7時半ごろから、党県連代表の馬淵澄夫衆院議員、藤野良次幹事長ら選対委員や西田一美連合奈良会長ら党員、支持者ら約50人が集まり、開票の行方を見守った。
「物価高と戦う」と消費税減税などを強く打ち出し、一定の手ごたえも感じていたが、安倍元首相の銃撃事件で空気は一変。午後8時ごろ、大勢が決まり、馬淵代表が「残念ながら議席に届かなかったが、猪奥さんの発信力、思いは日に日に磨かれ、必ずや政治家として飛躍する逸材だと確信した。今回のことは選対本部長として、責任を痛感している。申し訳ない」と述べ、労をねぎらった。猪奥さんは「たくさんの方にご支援、お声がけを頂いた。にもかかわらず議席を得ることができず私の力不足。おわび申し上げる」と述べ、涙を見せた。