維新・中川さん「がんばり足りなかった」 課題解決へ決意新た - 参院選2022
奈良県選挙区で国政に初挑戦した維新新人の中川崇さんは、善戦したものの勝利には及ばなかった。
大阪で維新が取り組んできた教育無償化などの政策実現を「次は奈良の番。国政から変えていく」と訴え続けた。
組織票に頼らず、地方議員を中心とした少数精鋭で街頭演説やビラ配り、電話作戦などの選挙戦を展開。松井一郎党代表や吉村洋文党副代表らの来援を受け、無党派層などへの支持浸透を図ったが朗報は届かなかった。
10日午後8時35分ごろ、大和高田市幸町の選挙事務所に姿を見せた中川さんは「安倍元首相の事件はあったが、負けたのは自分のがんばりが足りなかったからだ。日本を変えてくれるのは維新との期待も感じた。敗れはしたが訴えてきた課題の解決に向けて、政治家として走り続けたい」と支持者らに頭を下げた。