爽快、真っ向勝負 天理高エース南沢佑音 - 選抜高校野球大会
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「1回戦屈指の好カード」と言われた戦いで、天理は惜しくも星稜に敗れた。ただ、エース南沢佑音は、球数158球で延長十一回の激戦を最後まで投げ切った。ストレートとスライダーの真っ向勝負は、見ている多くの人に爽快さを感じさせる投球だった。
捕手の山村侑大は試合を振り返り「(南沢は)全体的に安定しており、良いピッチングができていた。終盤にかけても球のスピードが変わらず、真っ直ぐで押し込めていたり、変化球で打ち取れていた」と、インコース、アウトコースの真っ直ぐとスライダーの組み立てに手応えを感じたと話す。また「一冬越えて、真っ直ぐの強さやコントロールも上がってきているので、ボールの強さはこの大会でも上位に入るのではないかと感じた」とエースへの信頼感を語った。