国原譜

今月21日に始まった知事選に続き、きょ…

 今月21日に始まった知事選に続き、きょう29日は県議選が告示される。新たな時代の先導を誰に託すのか。統一地方選は前半戦の山場を迎える。

 県政推進の両輪にも例えられる知事と県議。それだけにダブル選では政策など争点も共通する部分が多くなりそうだが、選出方法は違いも大きい。

 特に県議選は市郡別に16選挙区に分かれて実施され、それぞれ定数にもばらつきがあるため、全県一斉で行われる知事選とは違い、激戦になる選挙区や無風区など地域によって差が生まれる。

 今回は4選挙区で候補者が定数を超えず、無投票になる公算だという。知事選との相乗効果で選挙ムードの高まりを期待する面からはやや残念か。

 これまでは定数1の選挙区で古参の現職が議席を独占、対立候補が出ないケースが目立ったが、今回は無風区が中西部に集中する予想となっており、何か地域的な理由があるのか、ないのか。

 もちろん各選挙区とも候補者は臨戦態勢で、きょうは朝から街宣に取り組む予定。あるいは1日だけの選挙戦になるかもしれないが、有権者は関心を失わず、見守りたい。(松)

 

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