候補地選定条件で議論、「七条地区」は除外せず 大西委員が抗議、辞任表明 - 奈良市クリーンセンター建設計画策定委
来年1月28日選考作業、早期決着は困難か
奈良市の新ごみ処理施設(クリーンセンター)の候補地再選定を行う「市クリーンセンター建設計画策定委員会」(委員長、中川幾郎帝塚山大学名誉教授)の第67回会合が20日、市役所で開かれた。公害調停条項等に基づき、「学校、病院等の300メートル以内は除外する」としていた選考の諸条件について、学校の場合は校舎敷地、病院なら病棟敷地から300メートルで、駐車場などは含まないとするなど、詳細について確認を行った。市議会が「受け入れ反対」の請願4件を採択した「七条地区」については、検討対象から除外されなかった。予算上、策定委の開催は来月の残り1回となるが、選考に向けた具体的作業や評価はこれから。現地視察も必要と見られ、早期決着は難しいとの見方が出ている。
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