奈良市クリーンセンター問題 市議会が超党派で「調査議員会」を9月設立 適正な施設整備へ提言

元策定委の森住氏招き勉強会
奈良市議会の「自民党」(森田一成幹事長)、「公明党」(宮池明幹事長)、「新世の会」(内藤智司幹事長)の3会派の呼びかけで、市の新ごみ処理施設(クリーンセンター)の施設整備について調査、討議、提言を行う「ごみ焼却施設及びリサイクル施設整備調査議員会」が設立されることが29日、分かった。同日開かれた「設立準備世話人会」には「日本維新の会」から大西淳文幹事長も参加するなど、超党派の動きとなっており、来月4日に設立総会を開く。今後、市が「施設整備基本計画案」で示したクリーンセンターと、ほぼ同規模の「山辺・県北西部広域環境衛生組合新ごみ処理施設」について天理市への視察も検討しており、財政的側面でも検証を行う。