「金魚すくい選手権大会」奈良県予選で全国目指し熱戦
金魚すくい世界一決定戦となる「第29回全国金魚すくい選手権大会」(全国金魚すくい競技連盟、奈良県大和郡山市主催、奈良新聞社など後援)の県予選大会が7日、同市南郡山町の市中央公民館(三の丸会館)であった。県内在住の小学生以上の金魚すくい愛好家約750人が熱戦を繰り広げた結果、8月8日に同市で開かれる全国大会に出場する個人戦80人と団体戦20チームの出場が決まった。
大会は全国有数の金魚産地である大和郡山市をPRしようと毎年開催。今大会は同市の市制70周年と同市への金魚伝来300年の記念の年となる。
県予選大会には、個人戦の一般の部と小・中学生の部、3人1チームの団体戦の部に分かれて実施。すくい網のポイで3分間に金魚を何匹すくえるかを競った。個人戦の小・中学生の部の決勝では上位2人が同数で優勝決定選に持ち込む展開となった。
3部門とも1位から3位までが表彰された。個人戦の各部上位40人と団体戦上位20チームが全国大会に進む。
各部門の上位入賞者は次の通り。(敬称略)
【一般の部】1位=伊藤鈴音(生駒市)▷2位=藤井理恵(奈良市)▷3位=古市加奈(大和郡山市)
【小・中学生の部】1位=森本翔喜(橿原市)▷2位=桜井颯人(大和郡山市)▷3位=坂野晴香(同)
【団体戦】1位=松山添(大和郡山市)▷2位=女ネット金ピカ(同)▷3位=3匹のおっさん(奈良市)