小中学校体力テスト、奈良県が全国平均上回る 運動機会減少でコロナ前水準より低下
全国の小中学校で実施された「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」について、奈良県教育委員会は22日、県内公立学校の結果を発表した。体力と運動能力(体力テスト)では、小中学生の男女とも全国平均を上回り、小5女子では調査開始の2008年度以降(20年度はコロナ禍で中止)、初めて全国平均を上回った。ただ、小中ともコロナ禍前の19年度と比較すると、同水準まで回復した種目もあるが全体的に体力低下が見られ、中2女子では顕著に表れるなど、体力向上の対策に課題が残った。