政治
奈良県、関西広域連合に「全部参加」へ 県議会で規約変更案可決
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知事野党が付帯意見
奈良県議会(岩田国夫議長、43人)の12月定例会は15日再開し、山下真知事が表明していた関西広域連合への全部参加に必要な同連合の規約変更に関する議案を賛成多数で可決した。全部参加には同連合を構成する、本県を含めた12府県市すべての議会の承認が必要で、知事野党の「自由民主党・無所属の会」(22人)の判断が注目されていたが、同会は意見を付けて賛成、全部参加実現の見通しが立った。