税の大切さ啓発 天川小中、生徒ら一日税務署長

税を考える週間(11〜17日)を前に、奈良県天川村立天川小中学校の9年生3人が4日、「一日税務署長」などに委嘱され、村内で行われた天の川もみじまつりの会場で啓発活動を行った。
車谷重高村長と堤友彦・吉野税務署長が、国税庁と全国納税貯蓄組合連合会の「中学生の税についての作文」で入賞した堀井魁星さん(15)、堀口博匡さん(14)、京谷洸希さん(14)の3人を委嘱。3人は吉野納税協会(福井良盟会長)のメンバーと一緒に来場者に啓発物品を配布した。
生徒らの作文は税務署の講義などで学び、身近な暮らしの中で気付いた税の大切さをまとめた。堤署長は「天川村ならではの視点が生きた作文で説得力があった」と講評。3人は「国民の理解を得る使い方が大切だと思います」と話した。