教育
奈良県内の小中高不登校生4250人 過去最多で全国平均超え いじめ認知は8302件
奈良県教育委員会は10日、児童生徒の問題行動・不登校に関する2023年度の調査結果を発表した。県内の国公私立の小中学校・高校で、30日間以上欠席する不登校児童生徒数は計4250人と全国平均を上回り過去最高。いじめの認知件数も計8302件で、1000人当たりでは小学校と高校で全国平均を上回った。このほか、高校の中途退学者も全国平均(1.4%)を大きく上回る2.1%となったのをはじめ、調査項目全てにおいて増加傾向だった。