大和大学10周年で決意新た 「学生のため尽くす」
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西大和学園(奈良県河合町薬井、田野瀬太樹理事長)が運営する大和大学(田野瀬良太郎学長)の開学10周年記念式典が1日、大阪府吹田市片山町2丁目の同校で行われた。
同学園は「国づくりは人づくりから、人づくりは教育から」を基本理念に、2014年に同大学を設立。開学当初は2学部3学科だったが、理工学部、社会学部、情報学部など新しい学部を設置。現在は6学部8学科、入学定員1220人の総合大学へと成長した。
式典は今年4月にキャンパス内に完成した約4800人収容の大和アリーナで行われ、多くの来賓者や関係者、学生らが出席した。
来賓祝辞では文部科学省の柳孝事務次官、地元の後藤圭二吹田市長、同大学で特任教授を務める元衆議院議員の石原伸晃さんらが登壇しあいさつ。このほか、政財界の関係者から多くの祝電が寄せられた。
田野瀬良太郎学長は「10周年を迎えられた感謝とともに、今後も学生ファーストで一人一人の目標達成のために全力を尽くす大学でありたい」と語った。