社会
まばゆい緑 「大和茶」の収穫いよいよ本格化 - 奈良の田原地区
大型連休明け早々、標高400〜500メートルの山間部にある奈良市東部の田原地区に点在する茶畑では茶葉の収穫が本格化する。同地区は豊かな水と土壌に恵まれた上、朝夕の温度差が大きいなど、良質のお茶の木が育つ条件がそろっている。
すがすがしい香りや渋みと甘みのバランスが絶妙な「大和茶」の産地として知られている。
江戸時代から茶農家を営む竹西農園(同市中之庄町)5代目当主、竹西長士さんの妻、多香子さんは「無農薬有機栽培にこだわり、安心・安全を心掛けている」と話す。収穫期は休業するが、「大和茶のおいしさを多くの人に知ってほしい」と自宅横にカフェも併設している。
問い合わせは、同園、電話0742(81)0383。