「活性化へ取り組み」 奈良県会・岩田議長らが回顧

4月に改選を控え、今期最後となる定例会を終えた奈良県議会の岩田国夫議長、西川均副議長、小泉米造広報委員会座長が16日、県議会で記者会見し、役員を務めた9カ月を振り返った。岩田議長は「県民が安全、安心して暮らせる県づくりを進め、県を活性化できるよう議会としてさまざまな取り組みをしてきた」と回顧。また、定例会の代表・一般質問の説明資料を表示する大型モニターの設置などICT(情報通信技術)活用に向けた検討も一定、進んだことを報告した。
西川副議長は「大規模広域防災拠点の整備や県域水道一体化など県の将来の発展につながる事業が進展する重要な時期に要職を担えたことは光栄」と話した。
今期で引退する小泉座長は「9期36年の議員生活で最後の定例会となった。感慨深い。この間、いろいろな人に助けられてやってきた。県政がもっと良くなってほしいという気持ちがあり、改選後、新たな方たちに、良い議会を作っていってほしい」と話した。