維新が「台風の目」 御所市区などベテラン引退の影響注目 - 奈良県議選の情勢(上)
任期満了に伴う奈良県議選(3月31日告示、4月9日投開票)は告示まで1カ月を切った。同選にはこれまでのところ16選挙区、定数43人に対し、67人が立候補の意思を表明。今回の選挙で台風の目となりそうなのが13選挙区に16人の公認候補を立てる日本維新の会だ。同党は知事選と連動して各地で活発に動いており、他陣営は強く警戒。維新が現有3議席から大きく議席を伸ばすことになれば、改選後の議会運営にも影響を及ぼすこととなり、今後の県議会の在り方を決める重要な選挙戦となる。ベテランの引退や新人が多数立つなど激戦が予想される選挙区の情勢を探る。(文中敬称略)
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