「暴力防いで」リボン配り啓発活動 国際ソロプチミスト6クラブ
国連が定める「国際女性デー」の8日、奈良県内の世界的な奉仕団体である国際ソロプチミスト6クラブは、奈良市の近鉄大和西大寺駅中央改札口前と橿原市のイオンモール橿原の2カ所で「児童虐待」のメッセージが込められたオレンジリボンと、「女性への暴力」に対する支援先などが記されたパープルリボンなどを配布して啓発した。
近鉄大和西大寺駅中央改札口前では、国際ソロプチミスト奈良(佐藤明子会長)など4クラブの会員約20人が所属クラブのたすきをつけて参加。約600個準備した2種類のリボンを、「児童虐待と女性への暴力を防ぎましょう」などと声をかけながら、通行人に手渡した。「愛や幸せを呼ぶ」というミモザの花もプレゼントした。
佐藤会長は「児童虐待と女性への暴力はまだまだ周知されていない。防止のためにこれからも継続して啓発していきたい」と話した。