昼に響く「除夜の鐘」 五條・生蓮寺に家族連れら参拝
奈良県五條市二見7丁目の生蓮寺(高畑公紀住職)で31日、一般的な時間帯より半日ほど早く、昼間の除夜の鐘突きがあった。家族連れら多くの参拝者が訪れ、今年を振り返り、新年への思いを込めながら鐘を突いた。
同寺周辺は夜になると暗いため、高齢者や子どもたちにも安心して参拝し、鐘を打ってもらおうと2019年の大みそかから始めた。新型コロナウイルス禍や天候不良の年もあったが、初回には350人ほどが体験するなど、徐々に知られるようになってきた。
正午前になると近隣の住民らが続々と参集。高畑住職らが本堂で読経する中、順に鐘を突いた。また子ども用の小さい鐘も用意され、境内には今年を締めくくり、新たな年に期待する笑顔が広がっていた。
家族3人で参拝した和歌山県橋本市の大垣内龍也さん(35)は「親類に教えてもらって初めて訪れた。家族が新年も元気で過ごせるように願いながら鐘を打ちました」と話した。