ガストロノミーツーリズム世界フォーラム 、奈良で開幕
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国連世界観光機関(UNWTO)などが主催する国際会議「第7回UNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラム」が12日、奈良市で始まった。15日までの4日間、44カ国の観光大臣や政府関係者、食、農、観光関係者ら約500人(国数、人数は12月1日現在の登録数)が、食を軸とした地域の文化に触れる観光「ガストロノミーツーリズム」について情報や意見を交わす。
同フォーラムは2015年からUNWTOが本部を置くスペインなどで開催しており、日本での開催は初めて。
この日は奈良市三条大路1丁目のJWマリオット・ホテル奈良で歓迎レセプションがあり、フォーラム参加者ら100人超が参加。地元主催者を代表して奈良県の荒井正吾知事は「日本最古の都があった奈良へようこそ。奈良での滞在を楽しんでほしい」とあいさつ。
ズラブ・ポロリカシュヴィリUNWTO事務局長は「奈良は特別な場所。ここでフォーラムが開かれることはすばらしい。食事、会議を楽しんで」と述べた。
本保芳明UNWTO駐日事務所代表の発声で乾杯し、県産食材を使った料理を楽しみながら親睦を深めた。