ガストロノミーツーリズム実行委、歓迎行事などを議論
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今冬の「第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」の奈良県開催に向けて、テーマやプログラムの素案を作成する実行委員会(委員長、荒井正吾知事)が19日、奈良市三条大路1丁目の県コンベンションセンターで開かれた。
同フォーラムは、食の振興と観光を結ぶ「ガストロノミーツーリズム」の普及を図るため、スペイン・マドリードに本部を置く国連世界観光機関(UNWTO)が2015年から毎年、世界各都市で開催。第7回会議は6月に県で開催予定だったが、コロナ禍の影響で12月13~15日に延期となった。
対面での実行委開催は4回目で非公開で実施。冒頭、実行委員長の荒井知事は「開催にあたっては中身が大事。本部から面白い提案があった。これからの観光振興にとって大事な要素が入っており、情報共有したい」とし、「参加者も私たちも楽しめるように知恵を凝らしていきたい」と述べた。
会議では実行委が提案したテーマ案に対する本部の意見の報告や開催時期が延期になったことに伴い、調整が必要となった歓迎行事などについて議論した。