洋食×ラーメンの奇跡!クリーミー塩豚骨ラーメンの新たな魅力にハマる人続出 - 奈良ラーメン探検隊
ラーメンを愛する奈良新聞の社員で結成した「奈良ラーメン探検隊」。今回は、隊員Tが王寺町長選の取材の合間に立ち寄った「まがりラーメン×洋食居酒屋tsubasa」のクリーミー塩豚骨ラーメンを気に入り、再訪しました。洋食屋の店主が創るラーメンは、スープも麺も想像を越える驚きの味わいでした。(報告、奈良ラーメン探検隊・隊員T)
クリーミースープ×ウイング麺の衝撃
いただいたのは、女性に人気が高い洋風創作ラーメン「クリーミー塩豚骨」1180円(すべて税込)。スープは、独自調合の塩だれにあっさりめの豚骨だし、豚骨と豚トロを炊き出した濃厚スープ、生クリームを配合。クリーミーなのにさらりと飲める後引くおいしさに、低温調理のしっとり鶏チャーシュー、フライドオニオンのコク、赤・黒コショウのアクセントもまた、合う・・・。



度肝を抜かれたのが、初体験の「ウイング麺」。厳選小麦を使った多加水麺の生地を特注の刃で切り、麺の断面はT字型になっています。茹でるとねじれ、麺の切れ込みが羽根のように広がることから、製麺屋さんが命名。平麺の溝にスープが絡み、麺をすするとモチモチ、ツルツル、ピロピロとした唯一無二の食感が楽しめます。


「間借り」でスタートしたラーメン屋
「まがりラーメン」は2022年当時、「洋食屋tsubasa」で雇われて店長をしていた安田賢史さん(36)=現オーナー店長=が、定休日の日曜日に店を間借りしてスタートされました。 豚骨ベースに練ゴマ、旨辛の肉味噌を合わせた「豚骨担々麺」1080円が定番で人気も高いそうですが、トマトベースやバジルソースなど日替わりの新メニューを創作する中で、クリーミー塩豚骨が定番に迫る人気商品に。安田さんは翌年オーナーになり、現在はお客様の要望を受け、全営業時間でラーメンを提供しているとのこと。 小学1年生の長男、壮良くんもクリーミー塩豚骨がお気に入りとか。「ラーメンがおいしい」といつも学校で話していると担任の先生から聞き、安田さんは「店をつぶさんようにしよう」と父の顔をのぞかせます。

ラーメンの付け合わせには肉味噌ご飯400円を合わせると満足感アップ。また洋食屋の人気メニュー、tsubasaハンバーグ180グラム1000円は肉々しいおいしさとか。現在は新商品「エビフライラーメン」を開発中。何度も通ってメニューを制覇したくなります。

夢の翼広げ、フランチャイズ展開目指す
安田さんは河合町出身。子どもの頃から料理が好きで、アパレルなどを経て飲食の道に進みました。座右の銘は「満足を越える満足を」。「料理はエンターテインメント。新しいものを出して、何だこれと驚いてほしい」と料理への思いを語ります。ラーメン作りの工程にOEMも取り入れ、こだわりの味と効率を両立。将来はフランチャイズ化を見据え、全国展開の夢を思い描いています。

※値段やメニューや店舗情報は取材当時のものです。
(文・写真 奈良ラーメン探検隊隊員T)
店舗情報
<店舗名>
まがりラーメン×洋食居酒屋tsubasa
<住所>
奈良県北葛城郡王寺町王寺2丁目4の10 五番館ビル1階
<営業時間>
昼:午前11時30分~午後3時
夜:午後5時~午後11時(ラストオーダーは閉店30分前)
<定休日>
日曜日
(臨時休業はインスタグラムでお知らせ)
<駐車場有無>
近くに有料コインパーキング
<電話番号>
0745 (34) 0555
<公式SNS>
訪問メモ
【支払方法】
クレジットカード、QRコード決済可
【メニュー】
クリーミー塩豚骨1180円、豚骨担々麺1080円など
【店舗メモ】
●全席喫煙可
●カウンター11席
●テーブル5卓13席~
奈良ラーメン探検隊

【隊員T】
中和エリア担当記者。小学2年生の長男は最近、大人サイズのラーメンに挑戦して残しがち。私は残り物を食べて太りがちです。