宮城県大河原町。どんな町か興味をもったので町のHPを見た。すると何とまあ見事な、白石川堤の桜並木、その背景には雪残る蔵王連峰。「一目千本桜」と呼ばれている。

　そんな町で起きた超恥ずかしい出来事。男性町議が議場でスマートフォンゲームをしているのを議会見学中の小学生が見つけ、感想文に「議員で働く人としていいのか」などと書いた。

　この町議は、73歳のベテラン議員。6月10日の午前、町立小の6年生約30人が社会科の授業で一般質問を見学中に、緊張感も何もなく、醜態をさらした。

　ご本人いわく、脳の活性化のために、ほぼ毎日ゲームを実践。健康のためにどれだけの効果があるのか、疑問符が付く。逆に「依存症」ではないかと心配にもなる。

　同町議は、無所属で当選5回。2017年から4年間議長を務めたご立派な方。そんな方が16日の全員協議会で「議場でゲームをしたのは事実だが、本会議中にした記憶はない。しかし複数の小学生が見たと言っているから認める」と奇妙な答弁。

　どこかの元市長ではないが「恥を知れ」の連呼が聞こえて来そうだ。　(恵)